年末年始で読んだ本 角田光代さんの「対岸の彼女」読書感想文
本屋さんで、ペラペラめくって、面白そうだと思い、購入しました。
ストーリーは、
専業主婦の小夜子が、独身の女社長の葵のもとで、ハウスクリーニングの仕事を始める。というもので、高校生まで戻って、話しは行ったり来たりします。ちなみに、葵の高校生の頃の体験は、衝撃的です。
いろんな境遇で生きてきた、違う人間の、交錯する様子が、巧みに描かれています。
風景や物事の事細かなところに至るまで、繊細でありながら、読みやすい内容でした。
私の感想は、
なんか異世界!でも、どこか自分と接点もあり、日常的でもある。
しかしやはり、全体的には、危なっかしくて、ヒリヒリ擦り切れるような空間が繰りひろげられました。
コンフォートゾーンから飛び出して、向こう見ずに、どこかへ行ってしまうのも、悪くない。
そんなふうに、思えるような、
小説の上で、心が、青春時代を、小旅行しているような感覚。
年を取ると、守りに入ってしまう傾向があると思いますが、
私にとっては、攻めの姿勢を、思い出させてくれるような作品でした。
そして、読み終えた後は、人と人の繋がりについて、しっかり、考えさせれる作品でもありました。
特に、人との繋がりを、深く考えたい方に、おすすめの本だと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
まだ、リンクが貼れないので、申し訳ありませんが、ご興味のある方は、ご自分で検索して、是非、読んでみて下さい!